研究に役立つ環境が整っている大学
オーストラリアに存在している「グループエイト」と呼ばれている8大学の中にも含まれているモナッシュ大学は、オーストラリアの中でも最も規模が大きな大学になります。
様々な専門領域に適した研究環境が用意されており、これまでにも多くの著名人を輩出している有名校です。
東京大学や早稲田大学をはじめとした協定校が日本にも複数存在しており、海外留学生も多く訪れています。
モナッシュ大学の大きな特徴は、研究設備が素晴らしいことです。
高度な研究の成果が発表されている中でも有名なのが体外受精技術の開発をしたことです。
日本の医師もモナッシュ大学で体外受精技術を学び、実際に不妊治療の現場で活かされています。
歴史
モナッシュ大学が創立されたのは1958年のことで、大学名の由来になっているのはジョン・モナッシュ将軍に由来しています。
ジョン・モナッシュ将軍は軍人として活躍した人ですが、エンジニアや行政官などマルチな才能を発揮して様々な貢献をもたらしたことでも有名です。
第一次大戦時にル・ハメルの戦いにおいて大きな貢献をした人物として伝えられています。
オーストラリアにとっても非常に大きな功績を残したことに敬意を表する形としてモナッシュ大学が創立されました。
ちなみに、オーストラリアの100ドル札にはジョン・モナッシュの肖像が描かれています。
モナッシュ将軍の功績を讃えて大学名が名付けられたことからもわかるように、モナッシュ大学にちなんだ建物にはオーストラリアで活躍した人達の名前にちなんで名付けられているものが多く存在しています。
現在、モナッシュ大学には6つのキャンパスが存在しており、マレーシアやヨハネスブルグにもキャンパスが存在しています。
ロンドンやプラトにはセンターも存在しています。
様々な環境を有することで、高度な教育を受けることができる環境が整えられています。
学費
モナッシュ大学の学費については、各学部によって授業料が異なるため随時問合わせる必要があります。
概算として参考になるのが、実際に海外留学をした方の体験談で後期の半年間で授業料が約7500ドルだったとされています。
その他に宿泊費や食費などもろもろの経費が1ヶ月で約1000ドル程度必要だったので、半年間で合計約15000ドル程度は学費として必要だったと考えられます。
これらの経費については滞在方法によって大きく変わるため、節約しようと思えば実現できると考えられます。
著名な出身者
モナッシュ大学出身の著名人はオーストラリアの政治家がとても多いです。
一番影響力がある現代の哲学者として有名なピーター・シンガーはモナッシュ大学で教授として教鞭をとっていたことも知られています。